このページは今回のクラウドファンディングについて解説するサイトです。
実際のクラウドファンディングサイトはこちら。(10/6より閲覧可能です。)
https://readyfor.jp/projects/9409toban
私が作曲家として5年間に渡り取り組んできた活動についてお話いたします。
長文ですが、お付き合いいただければ嬉しいです。
作曲家のサワグチカズヒコと申します。ご覧いただきありがとうございます。
作曲家【サワグチカズヒコ】を知らない方、音楽ユニット【給食当番】を知らない方のために我々の活動と、なぜクラウドファンディングをすることに至ったかまでをわかりやすくお伝えいたします。
自己紹介
はじめまして。作曲家のサワグチカズヒコと申します。
これまでNHKみんなのうたに2曲、クレヨンしんちゃん、劇場版ポケットモンスター、石川さゆりさんや氷川きよしさんのステージ音楽など、数多くのアーティストや作品に楽曲を提供して参りました。
NHKみんなのうた「とろろおくらめかぶなっとう」
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN201606_04/
NHKみんなのうた「無敵のじいちゃん」
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN200906_02/
しかしコロナ禍を境に、日本の景気の低迷、物価高騰を肌で感じ、作曲家としての自分の無力さを突き付けられました。
作曲家だからこそ可能な、日本の景気向上のお手伝いは何かないだろうか?ずっと考え続けてきました。
プロジェクト立ち上げのきっかけ
元気の源は「食」。
そう気付いた私は、農業・漁業・林業といった日本の第一次産業を音楽で直接応援する活動を始めました。
まず地元の漁師さんに
まずは地元の新聞で見た「育てて獲る漁業」を実践されている漁師さんを訪ね、「作曲家ですが音楽で協力できることはないか」と聞いてみました。
すると「漁船に乗ってみなよ」と言われ、真冬の早朝、伊豆の漁港で定置網漁に同行しました。
無口な漁師さんたちの中にどう考えても場違いな男が一人、居心地の悪さをなんとかごまかしながら出港。
終始緊張しっぱなしの見学でした・・・
磯の匂いも陸で感じるものとは全然違うものでした。
少しづつ東の空が明るくなり太陽が赤々と昇り、伊豆の島々を浮かび上がらせた光景は本当に美しいもので、「あれを皆んなに見せたいんだよな」という漁師さん言葉が印象的でした。
海と人間の営みをリアルに感じる体験でした・・・。
それから約1年・・・ボランティアでの活動ですので仕事を優先にした結果こんなに時間がかかってしまいましたが、出来上がった「漁業ニッポン定置網編」を漁師さんたちは本当に本当に喜んでくれたのです。
特に網をあげるときの「ヨイトーヨイトー」という掛け声は実際の漁船を体験してみないとわからなかったことで、曲のサビのフレーズに使うことにしたことが更に良かったようで、後で聞くとこの掛け声はこの地方独特のものだということでした。
(楽曲は最下方にリンクをご用意しましたので是非お聞きください。)
1つの曲を作るお話が長くなってしまいましたが、この曲の完成により自分の「日本の第一次産業を応援する活動」は確実に喜んでくれる人が居るという自信につながりました。
そして全国を旅して、もっとたくさんの生産者さんのために曲を作ろうと、活動の起爆剤となったのです。
高知の伝統農法「二期作」
高知の介良(けら)は二期作発祥の地と言われています。この二期作を伝承する米農家の中島さんが私の取り組みに名乗りをあげてくださいました。(このページの一番上の写真の方です)
取材を繰り返し、農作業を体験させていただきながら「高知二期作の唄」は完成しました。
そして2024年2月、小学校の体育館で高知市長が見守る中、食育ライブを開催することができました。
ここでは紹介しきれませんが、他にも十勝の酪農家さん、山梨の桃農家さん、奄美のたんかん農家さん、枕崎の漁師さん、石垣のアカマチ漁師さん等々、たくさんの生産者の方に歌を届けて参りました。
魚食推進で大阪万博出演
第一次産業を応援する活動のご縁から、水産庁が提唱する「さかなの日」テーマソングを制作し、2025年6月、大阪万博にて演奏しました。
演奏は、私の活動を一緒に頑張ってくれる音楽ユニット【給食当番】です。
作曲家は曲を作るのが仕事ですが、曲は楽譜にするだけでは耳に届きません。楽譜を演奏してくれる人がいて、初めて曲は音楽として人の耳に届けられるのです。
【給食当番】は30を超える楽曲を制作して現在も活動中です。メンバーも日本の第一次産業を応援するため、いつも頑張ってくれています。
給食当番公式サイト http://9409toban.com
ここまでは活動が楽曲に結びついたお話をしてきました。
ですが、全ての活動が楽曲に結びつくわけではありません・・・
私はまず、知らない土地に行くとその土地の役所を訪ねます。
農林水産課、農業振興課、観光課、地域振興課、鳥獣保護課、害獣対策課・・・その土地によって農業だけでいくつもの部署にわかれていることもあります。そんな中で「ここがいいのかな・・・」と思う場所にアポ無し訪問します。
・・・がしかし門前払いを受けることもしばしば。
笑われたまま帰されたこともありました。
農林水産課に作曲家は普通訪ねてこないので、対応に困るのは当然かもしれません・・・
こちらの素性を説明し、目的を持って来たことをご理解いただき、きちんとテーブルについてお話を聞いていただく状況まで持って行くのがいつもいつも大変でした。
しかもお話を聞いていただけたとしても、その後連絡をくださるのは1%程度・・・。
痛感したのは、
活動に必要なのは「熱意」ではなく「信用」だということでした。
信用を得るために
いくら「NHKみんなのうたの作曲家です。」と言ってみたところで「個人の活動」としか受け取られないのは、この活動の限界なのかもしれないと感じていたところ、メンバーの一人がこう言ってくれたのです。
「NPOであれば、社会的信用を得て活動できるのではないか?」
と。
個人の活動だから聞いてもらえなかったことも、NPO法人であれば役所の方々も最初から聞く体制になってくれる。
しかも同じ志を持つ人が集まって、もっと力強く活動を広げて行く事ができる!
全国のもっともっとたくさんの生産者さんを応援できる!
私はNPOを立ち上げると言うことが、きっとこの活動とって理想的な力になると確信したのです。
非営利活動団体「NPO」とは
なんとなく聞いたことのある「エヌピーオー」という言葉。
チャリティー的な?慈善活動的な?・・・そんな団体だったような??
実際のことは全くわかりません。
調べてみるとNPOとは「民間の、営利を目的とせず社会的活動を行う団体。」だそうです。
んー・・・ボランティア活動とかやったことないし、何かちょっと怪しい感じがしないわけでもない・・・大丈夫なのかな。。。
言った瞬間に成立する「任意団体」と苦労して立ち上げる「NPO」の違いはなんなのか、AIに聞いてみました。
任意団体の活動
メリット
- 設立が簡単:仲間が集まればすぐに始められる(登記不要)。
- 柔軟な運営:会則や規約も自由に決められる。
- コストがかからない:法人登記や毎年の事務手続き不要。
- スピード感:小規模での活動や試行段階には適している。
デメリット
- 法的な人格がない:団体名義で契約や銀行口座開設が難しい。代表者の個人名になることが多い。
- 社会的信用が弱い:企業や自治体からの協賛・助成金を得にくい。
- 責任が個人に及ぶ:金銭トラブルや事故時は代表者が個人で責任を負う。
NPO法人の活動
メリット
- 法人格を持てる:団体名で契約・銀行口座開設ができる。
- 社会的信用が高い:企業や行政からの助成金・委託事業を受けやすい。
- 継続性がある:代表者が交代しても団体として存続できる。
- 税制上の優遇:収益事業以外の活動は非課税扱い。
デメリット
- 設立に手間と時間:定款作成・役員人数要件・所轄庁への申請などが必要。
- 事務負担が増える:毎年の事業報告・会計報告を行政に提出。
- 自由度が低くなる:定款や役員会のルールに従う必要がある。
- 設立・運営にコスト:登記費用は無料だが、会計や事務処理の手間や場合によっては専門家への依頼費用がかかる。
✅ まとめると:
- 小さく柔軟に始めたい → 任意団体
- 社会的信用や資金調達を重視したい → NPO法人
社会的信用!!
今まで訪ねて何も反応がなかった99%のアプローチが、90%になるかもしれない。
助成金を受けられればもっと大きな規模で活動ができる。
・・・どう考えても、これはやるしかないと感じました!
・・・しかし、NPOを作るということは非営利とはいえ会社を作ることです。
給食当番のメンバーもNPO化にむけて一緒に頑張りたいと言ってくれましたが、音楽しか知らない自分と、音楽しか知らない仲間。
・・・いくら話し合いを重ねたところで実際に立ち上げるとなると自分たちだけでは難しいと痛感しました。
プロジェクトの実際とは
私は日本の第一次産業に関わる人や地域を音楽で応援するため、NPO法人を立ち上げます。
NPO法人としての活動基盤をつくる。そうすれば、もっと多くの方に以下のような活動を社会的信用と共に力強く提供することができるようになります。
・その土地でこの道一筋⚪︎⚪︎年、俺にもそろそろテーマソングが欲しい、という人がきっと居る。
・担い手不足に悩む生産者の方には、その仕事の魅力を次の世代に伝える曲がきっと喜んでもらえる。
・それが過疎化を食い止める一助となるかもしれない。
・新しい品種を生産したなら、きっとその品種を知ってもらうための音楽が役にたつ。
・地域の何かが音楽によって着目をされたら、それが町おこし、地域おこしにつながるかもしれない。
・生産者と消費者をつなぐ「食×音楽フェス」を開催すれば、更に喜びの輪は広がる。
・それらの音楽が自分だけの完全オリジナルであることが、更にその人の仕事への情熱や誇りへつながる。
日本と台湾の関係について
突然ですが、活動には日台友好も含まれます。
なぜなら、日本は食料の多くを輸入に頼っており、台湾海峡の安定は日本の「食」を守る生命線だからです。
台湾の農作物を現地で応援し、日本と台湾が共に食を支え合う姿を音楽で発信することは、結果的に日本の食の安全保障にもつながると考えています。
(上の写真は24'12月 台湾でのチャリティーコンサートに出演する給食当番です)
このように、食と音楽を繋ぐNPO法人の設立することが、必ず日本のお役に立つと信じます。
私は日本の食を支える人を音楽で支えたいのです。
具体的なクラファン内容につきまして
プロジェクトの展望・ビジョン
やはりどうしても難しいハードルが法律上の手続きです。
まったくわからない世界でも頑張って一から学ぼうと考えましたが、つまらないミスで何度も申請を繰り返し時間と手間を浪費するより、ここは行政書士にちゃんとサポートをお願いしようと思いました。
以下は今回利用するクラウドファンディングサービス「READYFOR」に対して行った申請内容と解説です。
【目標:20万円の使い道】NPO設立が可能です。
NPO法人設立費用
(内訳:行政書士報酬+登記費用・印紙代)約20万円
皆さまにお願いするクラファンは、この行政書士にお支払いするNPO法人立ち上げの費用、20万円です。
READYFORの手数料が14%、そして消費税が10%ですから目標金額は24万円とさせていただきます。
クラウドファンディング目標金額240,000円
手数料(税別)14% -33,600円
税 10% -3,360円
240,000-33,600-3,360=203,040円
【ストレッチゴール 目標:50万円の使い道】活動の第一歩が確実に踏み出せます。
・広報、発信費(10万円)
公式Website制作
クラファン活動報告制作
SNS広告少額投稿
・楽曲制作・配信費用(約15万円)
1曲分の録音・ミックス
動画制作(簡易MV)
・その他運営費(約5万円)
交通費(現地訪問)
雑費
50万円を超える支援が集まれば、追加の楽曲制作や食×音楽イベント開催が見えて参ります。
そしてクラファンと直接関係はありませんが、NPO法人設立の難しいところは賛同者を最低14人集めなくてはならないことも大きなハードルです。
この取り組みに共感していただける方で、是非仲間となっていただける方、是非ご連絡をお待ちしております。
賛同者集めという目的も、このクラファンには含まれております。
音楽の世界だけでは難しい人脈形成も、このクラファンが良いきっかけになることを期待しています。
以下は、私のビジョンです。
・音楽で生産者さんに今まで以上に誇りを感じて仕事に取り組んでいただける。
・地域の魅力を全国へ、そして世界へ発信。地域の活性化へ
・音楽を通して子供達にの食育機会の提供。後継者不足解消にもつながる。
・日台友好を通じ、日本の食を守る国際的な絆を築く。
・その全てが生産者の元気につながり、食の安心は日本の元気へとつながっていきます。
・共感してくださるミュージシャンも増え、食と音楽をつなぐ仲間に。活動も拡大。
音楽はただの娯楽に留まらず、人の心を奮い立たせ、明日を生き抜く力を与えます。
元気の源は食!日本の第一次産業を全力応援。
今は小さな力でも、いつかきっと大きな力に!
どうかこの挑戦に、あなたの力を貸してください。
一緒に「食」と「音楽」を繋いで、日本の未来を作っていきましょう。
クラファンのスタートは10/6 0:00 !!
上記の内容でクラウドファンディングを開始致します。
多くのクラファンが立ち上がる中で「音楽で生産者を応援」という内容は被災地復興や子ども食堂の立ち上げなどと比べると軽薄に感じられるかもしれません。
本当に効果があるの? 本当に続けられるの?
そんな疑問も当然かと思いますが、私はプロの作曲家としてこの活動を5年続けてきました。曲を贈らせていただいた方には100%喜びの声を頂いています。
社会的信用ゼロでも、1円にもならなくても、笑われても追い返されても(根に持ってる・・・?w)、ずっと続けて来ました。
音楽を届けたときの生産者さんの笑顔は、こちらにとっても震えるような喜びです。作曲家が一生を捧げるに値するライフワークです。
喜びの連鎖は、きっと生産物にも伝わっていくことでしょう。
愛し愛され育った作物は、きっと素晴らしい日本を取り戻す栄養になるはずです。
いただきますの心を持つ日本、ごちそうさまの心を持つ日本。
ありがとうの心を持つ日本。
今は小さな力でしかありませんが、皆様のご支援でどうかこの取り組みを大きな力に変えていただきたいと願ってやみません。
どうぞ温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
作曲家サワグチカズヒコ
クラウドファンディングのサイト
2025年10月6日0時よりこちらのURLにて閲覧とご支援が可能になります。
https://readyfor.jp/projects/9409toban
クラファンのちらしです。ダウンロードしてお使いください。
https://drive.google.com/file/d/1gtcEVIHS4T-RXn6A9T1-OjOlRQ2QgkUT/view?usp=drive_link